【ヨールキ・パールキ/露々々木もげら】潜入!崖っぷちスパイの借金返済RTA～女装メイドと鬼上司～-漫画ネタバレ感想

2024年11月27日2024年11月30日

明治時代後期ーーー

父親の借金返済のために、一神桂庵という人材斡旋業者で言われるがままに派遣先で働く天川衣。

ある日、衣は日本三大商会の『御影家』の代表・御影紅緒が持つ”契約印”を狙って、引退するメイドの後任（スパイ）として潜入する。

そこに居たのは、何故かメイド服を来たメイド長の男性・紫藤月臣で…

任務遂行を急かす社長に急かされながら借金完済を目指す衣と、無口なメイド長の紫藤、裏稼業として派遣しつつも衣に執着を見せる一神。

不運な少女と、癖のある男性2人とのラブ（？）ストーリー。

天川衣（父親の借金返済のため仕事を選べない不憫な子。引退するメイドの後任として御影家に雇われた。実は御影家の代表が持つ、あるモノを狙って一神桂庵から派遣されたスパイ）
紫藤月臣（御影家のメイド長。何故が男性なのにメイド服を着ている。過去に衣との接点があったようで…）
御影紅緒（日本三大商会『御影』の代表。一見華奢なので三大の座を狙う雑魚業者から狙われがち）
一神千賀弥（衣の所属する桂庵(人材斡旋業者)の代表。桂庵には裏の顔があり、ヒロインを使ってある計画を実行する）

まず露々々木もげら様が描くイラストのひとつひとつが美しい！

過去作が幽霊やオカルト系のキャラが多かったのに対し、今回の舞台は明治時代後期。

借金返済のために働く女の子と、その派遣会社の社長、そして派遣先のメイド長の男性という、キャラ構成かなりも練り込まれていて、ストーリーとしても十分楽しめます。

ヒロインの衣が嫌味のない真面目さで、どんなどエロい仕打ちにも耐え抜き健気にお仕事に励む姿が、不憫で可愛い。

そして無愛想なガチマッチョの男性のメイドが出て来たときは「！！！？」と主人公の衣と同じ気持ちになりました。コスプレにしても癖が強すぎます。笑

そんな無愛想でイカツイ見た目と裏腹に、穏やかな口調のメイド長・紫藤。

徐々に彼のメイド服に慣れてきて、衣とのエッチシーンで両方がメイド服を着てることに違和感がないです。笑

それくらいストーリーも秀逸ですし、イラストも綺麗でエッチです。

中盤でこのメイド長の紳士服姿が出てくるのですが、これが圧倒的なビジュアルで、これはぶっ刺さるわ…と思いました。メイド服→紳士服のギャップはえぐいです。笑

今作は、メイド長の紫藤だけでなく、衣が所属する一神桂庵の社長・一神との関係も見どころです。

父親の借金のこともあり衣を言いなりにする一神のゲスいことゲスいこと…。

ただ、ストーリーが進むにつれて、性欲処理・服従の関係性だけでなく、一神が衣に対して見せる執着も見どころとなっています。

複数プレイはなく、衣と紫藤、衣と一神。それぞれのプレイになっています。

作品名	潜入!崖っぷちスパイの借金返済RTA～女装メイドと鬼上司～
作者名	露々々木もげら
サークル名	ヨールキ・パールキ
ジャンル	メイドヤクザオフィス/職場純愛
プレイ内容	薬物合意なし中出し