AmazonのFireタブレットシリーズは、読書や動画視聴などもでき、手軽な価格と豊富な機能で人気の高いタブレットです。
しかし、Fire 7、Fire HD 8、Fire HD 8 Plus、Fire HD 10、Fire Max 11といった多様なモデルが揃っているため、自分に合ったモデルを選ぶのは難しいかもしれません。
本記事では、これら5つのFireタブレットの違いを比較し、詳しく解説していきます。最後に用途に応じたおすすめの選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Fire7・FireHD8・FireHD10・FireHD8Plus・FireMax11の比較してみた
まずは5つのモデルの基本的なスペックを比較してみましょう。
モデル | ①:Fire 7 | ②:Fire HD 8 | ③:Fire HD 8 Plus | ④:Fire HD 10 | ⑤:Fire Max 11 |
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 7インチ 1024×600 (171ppi) | 8インチ 1280×800 (189ppi) | 8インチ 1280 x 800 (189ppi) | 10.1インチ 1920×1200 (224ppi) | 11インチ 2000×1200 (213ppi) |
ストレージ | 16GB (1TBまで拡張可能) | 32/64GB (1TBまで拡張可能) | 32/64GB (1TBまで拡張可能) | 32/64GB (1TBまで拡張可能) | 64/128GB (1TBまで拡張可能) |
RAM | 2GB | 2GB | 3GB | 3GB | 4GB |
プロセッサー | 2.0GHz 4コア | 2.0GHz 6コア | 2.0GHz 6コア | 8コア (2x Cortex-A76, 6x A55) | 8コア (2x Cortex-A78, 6x A55) |
バッテリー | 最大10時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大14時間 |
充電時間 | 約4時間 | 約5時間 | 約3時間 | 約4時間 (9Wアダプタ使用) | 約4.2時間 (9Wアダプタ使用) |
ワイヤレス充電対応 | × | × | 〇 | × | × |
重量 | 282g | 337g | 342g | 434g | 490g |
カメラ | フロント/リア: 2MP, 720p HD | フロント/リア: 2MP, 720p HD | フロント: 2MP, 720p HD リア: 5MP, 1080p Full HD | フロント/リア: 5MP, 1080p Full HD | フロント/リア: 8MP, 1080p Full HD |
オーディオ | 内蔵スピーカー 3.5mmジャック | Dolby Atmosスピーカー 3.5mmジャック | Dolby Atmosスピーカー 3.5mmジャック | Dolby Atmosスピーカー 3.5mmジャック | Dolby Atmosスピーカー USB-Cオーディオ |
入出力 | USB-C (2.0) microSDスロット | USB-C (2.0) microSDスロット | USB-C (2.0) microSDスロット | USB-C (2.0) microSDスロット | USB-C (2.0) microSDスロット |
Alexa対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
価格帯(税込) 2024年7月時点 | 8,900円~ | 13,980円~ | 15,980円~ | 19,980円~ | 34,980円~ |
発売日 | 第12世代-2022年 | 第12世代-2022年 | 第12世代-2022年 | 第13世代-2023年 | 第13世代-2023年 |
上記から、違う点をまとめました。
- ディスプレイ
- 容量(ストレージ)
- 作業用メモリ(RAM)
- バッテリー・充電時間・ワイヤレス対応
- 重量
- オーディオ
- 価格帯
下記で詳しく解説していきます。
違い①:ディスプレイ(インチ数)
- Fire 7:7インチ
- Fire HD 8:8インチ
- Fire HD 8 Plus:8インチ
- Fire HD 10:10.1インチ
- Fire Max 11:11インチ
こう比べてみると、Fire 7とFire Max 11では倍以上の大きさがあるように見えますね!読書、動画視聴、お絵描きなど、用途に合わせてインチ数を選ぶのがおすすめ。
違い②:容量(ストレージ)
容量(ストレージ)というのは、PCやスマホ本体に内蔵されたアプリや写真、動画、音楽、アプリなどのデータを保管する場所のことです。
Kindleでダウンロードしたデータや、動画や写真などのデータが増えてくると、ストレージの空き容量が少なくなります。
- Fire 7:16GB
- Fire HD 8:32/64GB
- Fire HD 8 Plus:32/64GB
- Fire HD 10:32/64GB
- Fire Max 11:64/128GB
Fire 7の容量は16GBのみになっていますが、Fire HD 8 以降は32GB・64GBの2種類から選ぶことができます。またFire Max 11 は64GB・128GBから選ぶことが可能です。
どの機種に対しても、microSDカードの挿入スロットがあるので、最大1TBまで拡張可能となります。
違い③:作業用メモリ(RAM)
作業用メモリ(RAM)は、「Random Access Memory(ランダム・アクセス・メモリ)」の略語で
CPUが処理をしているときに使われる「作業用の領域」のことを言います。
例えば、PCやスマートフォンなどのデバイスで作業する領域の例では、RAMの容量が大きければ大きいほど、たくさんのソフトやアプリの起動が可能です。
一般的に「作業用メモリ(RAM)=机の大きさ」「容量(ストレージ)=収納棚の大きさ」と例えることが多いですね。
- Fire 7:2GB
- Fire HD 8:2GB
- Fire HD 8 Plus:3GB
- Fire HD 10:3GB
- Fire Max 11:4GB
やはりモデルが上のものほど、RAMの性能も良いですね。Fire Max 11は4GBもあるので、ある程度の性能のパソコンと同等の作業性能があることになります。
違い④:バッテリー・充電時間・ワイヤレス対応
バッテリーは本体の大きさによることが多いので、本体が大きくなるほどバッテリーの持ちも良いですね。充電時間は、ワット数の多い充電器を使えば充電時間を短縮できます。
今回Fireタブレットでワイヤレス充電対応なのはFire HD 8 Plus のみでした。
違い⑤:重量
- Fire 7:282g
- Fire HD 8:337g
- Fire HD 8 Plus:342g
- Fire HD 10:434g
- Fire Max 11:490g
といわれてもピンとこないと思うので、近い例をあげてみました。
- Fire 7:282g ⇒ Nintendo Switch Lite
- Fire HD 8:337g
- Fire HD 8 Plus:342g ⇒ トウモロコシ
- Fire HD 10:434g ⇒ サッカーボール(5号)
- Fire Max 11:490g ⇒ 500mlのペットボトル
サッカーボールが思ったより重かったことにビックリですね。体積の関係ですかね?
違い⑥:オーディオ
Fire HD 10 とそれ以前までのモデルは、3.5mmジャックが付属していましたがFire Max 11からはUSB-Cオーディオとなっています。この点は注意しておきましょう。
違い⑦:価格帯
- Fire 7:¥8,980~
- Fire HD 8:¥13,980~
- Fire HD 8 Plus:¥15,980~
- Fire HD 10:¥19,980~
- Fire Max 11:¥34,980~
となっています。インチ、作業用メモリ、バッテリーなどそのモデルに応じて高くなっていきますね。使う用途に応じてどのモデル・価格帯がいいのかを判断することをおすすめします。
用途の目安については後ほど「Fireタブレット用途別おすすめの選び方」で解説しています。
口コミ・レビュー・評判まとめ
続いて、それぞれの商品の口コミやレビューをまとめていきます。商品の購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
Fire 7 の口コミ・レビュー・評判
Fire 7 の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
Fire HD 8 の口コミ・レビュー・評判
Fire HD 8の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
Fire HD 8 Plus の口コミ・レビュー・評判
Fire HD 8 Plus の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。Fire HD 8 Plusの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
Fire HD 10 の口コミ・レビュー・評判
Fire HD 10 の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
Fire Max 11 の口コミ・レビュー・評判
Fire Max 11 の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
Fireタブレット用途別おすすめの選び方
Fireタブレットを選ぶ際は、主に使用する目的と予算を考慮することが重要です。以下のポイントを参考にしてください。
- 読書ができればOK ⇒ Fire 7
- 読書や動画視聴をしたい ⇒ Fire HD 8
- 動画視聴だけでなくイラスト制作もしたい ⇒ Fire HD 8 Plus
- 大画面での動画視聴やイラスト制作をしたい ⇒ Fire HD 10
- 画面が大きく、高画質を求めたい ⇒ Fire Max 11
Fire 7・Fire HD 8・Fire HD 8 Plus・Fire HD 10・Fire Max 11の違いまとめ
5つのモデルの違いを比較してみると、下記のようになります。
モデル | ①:Fire 7 | ②:Fire HD 8 | ③:Fire HD 8 Plus | ④:Fire HD 10 | ⑤:Fire Max 11 |
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 7インチ 1024×600 (171ppi) | 8インチ 1280×800 (189ppi) | 8インチ 1280 x 800 (189ppi) | 10.1インチ 1920×1200 (224ppi) | 11インチ 2000×1200 (213ppi) |
ストレージ | 16GB (1TBまで拡張可能) | 32/64GB (1TBまで拡張可能) | 32/64GB (1TBまで拡張可能) | 32/64GB (1TBまで拡張可能) | 64/128GB (1TBまで拡張可能) |
RAM | 2GB | 2GB | 3GB | 3GB | 4GB |
プロセッサー | 2.0GHz 4コア | 2.0GHz 6コア | 2.0GHz 6コア | 8コア (2x Cortex-A76, 6x A55) | 8コア (2x Cortex-A78, 6x A55) |
バッテリー | 最大10時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大14時間 |
充電時間 | 約4時間 | 約5時間 | 約3時間 | 約4時間 (9Wアダプタ使用) | 約4.2時間 (9Wアダプタ使用) |
ワイヤレス充電対応 | × | × | 〇 | × | × |
重量 | 282g | 337g | 342g | 434g | 490g |
カメラ | フロント/リア: 2MP, 720p HD | フロント/リア: 2MP, 720p HD | フロント: 2MP, 720p HD リア: 5MP, 1080p Full HD | フロント/リア: 5MP, 1080p Full HD | フロント/リア: 8MP, 1080p Full HD |
オーディオ | 内蔵スピーカー 3.5mmジャック | Dolby Atmosスピーカー 3.5mmジャック | Dolby Atmosスピーカー 3.5mmジャック | Dolby Atmosスピーカー 3.5mmジャック | Dolby Atmosスピーカー USB-Cオーディオ |
入出力 | USB-C (2.0) microSDスロット | USB-C (2.0) microSDスロット | USB-C (2.0) microSDスロット | USB-C (2.0) microSDスロット | USB-C (2.0) microSDスロット |
Alexa対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
価格帯(税込) 2024年7月時点 | 8,900円~ | 13,980円~ | 15,980円~ | 19,980円~ | 34,980円~ |
発売日 | 第12世代-2022年 | 第12世代-2022年 | 第12世代-2022年 | 第13世代-2023年 | 第13世代-2023年 |
「Fireタブレット用途別おすすめの選び方」にもあげましたが、各用途に応じて合うスペックのタブレットを選べると良いですね。