『なおちゃんNTR~好きになった人は、幼なじみのお父さんでした。~』のあらすじ
山間部にある小さな田舎町に暮らす少女、なお。
小さい頃からずっと一緒に過ごしてきた少し頼りない幼なじみ・弘樹の世話を焼きながら
高校卒業を間近に控え残り少ない学生生活を穏やかに過ごしていた。
そんなふたりを優しく見守る弘樹の父、雅樹。
彼は弘樹が産まれたとほぼ同時に病死してしまった妻の分も男手一つで弘樹を育ててきた。
なおはそんな雅樹を助けたいと毎朝弘樹・雅樹宅へ足繫く通い家の手伝いをし、雅樹を本当の父親の様に慕っていた。
弘樹は高校卒業の日、長年片思いしていたなおについに告白しようと決意していた。
しかし卒業式の後そんな弘樹を呼び止めたのはもう一人の幼なじみ・沙雪。
沙雪は一人大学進学の為上京を決めていたが、悩みを聞いて欲しいと弘樹を自宅へ連れ込む。
――夜、なおへ自分の気持ちを伝えるはずだった弘樹の口から出た言葉は
『沙雪とふたりで東京へ行く』
沙雪に懇願され、弘樹は断り切れずなおではなく沙雪を選んでしまったのだ。
後日東京へ行く列車に乗り込んだ二人をいつも通り明るく見送るなおだったが、
自覚する前に破れてしまった恋に戸惑い帰り道一人涙していた。
そんな傷付くなおを見つけ出し手を差し伸べたのは、弘樹の父・雅樹だった。
それから数年。
成人し少女から大人の女性へと成長したなお。
弘樹がいなくなった後も雅樹と共に過ごし、まるで二人は新婚夫婦のような生活を送っていた。
なおは数年間の時を経て父親の様に慕っていた雅樹をひとりの男性として愛する様になっていた。
しかし雅樹は亡くなった妻をずっと想い続けている。
叶う事のない恋に身を焦がし、自身を慰め続ける日々のなお。
しかし、ある日をきっかけにふたりの仲は急激に縮まる事になる。
「奥さんが一番だってわかってます」
「でも」
「傍にいたい」
雅樹は娘の様に大事に思っていたなおに優しく口付け、まだ拓かれていない柔い身体へとその手を伸ばす――。
『なおちゃんNTR~好きになった人は、幼なじみのお父さんでした。~』の登場人物
なお
明るく元気で誰からも好かれる天真爛漫な性格。小さい頃からずっと一緒にいた幼なじみの弘樹の世話を、まるで姉の様に焼いていた。しかし高校卒業を機に弘樹が別の女の子と上京することとなり、恋を自覚する前に失恋。
傷心の状態を救ってくれた弘樹の父・雅樹と長い時を共に過ごすことで、いつしか本当の父の様に慕っていた雅樹を男性として意識するようになり、彼を想いながら自慰に耽るように…。
雅樹
弘樹の父親。穏やかで優しい性格。弘樹が産まれたのとほぼ同時に妻が病死、そこからは男手一つで息子を育て上げた。
妻が亡くなってからも彼女だけを死ぬまで想い続けると決めており、女性関係は一切断っている。
しかし普段の紳士的で穏やかな振舞いからは想像できない逞しい肉体で相手を抱き潰すような荒々しいセッ○スを行う…。
弘樹
雅樹の息子。優しく少し頼りない性格。近所に住むなおとは幼少期からずっと一緒に過ごしていて恋心を抱く。周りの友人たちからも公認の仲だと持て囃されいた。
高校卒業式の後やっとなおに告白するつもりだったが、もうひとりの幼なじみ沙雪に呼び止められある”お願い”をされてしまい…。
沙雪
なおと弘樹の幼なじみ。他人と話す事が嫌いで周囲に溶け込むことも出来ず誰にも心を開かない為、近付きにくい、暗い性格だとなおと比較される事が多い。
高校卒業を機に上京し東京の大学への進学を選ぶが…。
『なおちゃんNTR~好きになった人は、幼なじみのお父さんでした。~』のネタバレ感想・レビュー
小さな田舎に住む少女・なお。そしてなおの幼馴染・弘樹。
まだ告白はしていないけど、両想いで結ばれるはずの二人だったが
もう一人の幼馴染・沙雪が、弘樹と高校卒業後に上京することに…。
「え~!好きじゃない女の子と上京するの!?告白は!?」
と最初は驚愕でしたが、まさかの主人公のなおの相手は、幼馴染・弘樹のお父さんでした。
NTR(寝取られ)とありますが、幼馴染・弘樹の父・雅樹さんの奥さんはずいぶん前に亡くなっていますし、なおは弘樹とは付き合ってはいなかったので、NTRではなくBSS(僕が最初に好きだったのに)でしたね。
もちろんエロも素晴らしかったんですが、それ以上にストーリーがしっかり作り込まれてて没頭して読んでしまいました!
純愛な胸キュンが欲しい!という人にぜひおすすめできる一作です!!
『なおちゃんNTR~好きになった人は、幼なじみのお父さんでした。~』の作品情報
作品名 | なおちゃんNTR~好きになった人は、幼なじみのお父さんでした。~ |
作者名 | 山本ともみつ |
サークル名 | Yatomomin |
ジャンル | 年の差/NTR/筋肉/純愛 |