この恋、茶番につき!?|お茶と同居人と恋愛のドタバタラブコメディ-漫画ネタバレ感想

著者:山中梅鉢/この恋、茶番につき!?

『この恋、茶番につき!?』のあらすじ

ストーカーの元婚約者から逃れるために、仕事も家も捨てて茶農家の実家に帰ってきた茶子。

しかしそこには、見知らぬ男と謎の少女が暮らしていて…!?

のどかな茶農園を舞台に、マウント男×出戻り女(+訳アリ幼女)の、ウソまみれの「新婚生活」がスタートする!

大人気ドラマ「おっさんずラブ」のコミカライズで大注目された、山中梅鉢、待望のオリジナル作品!

『この恋、茶番につき!?』の登場人物

  • 花ノ木茶子(28歳のインストラクター。別れた婚約者によるストーカー被害で茶農園の実家に帰省)
  • 加佐志一心(茶子の実家の花ノ木園に住み込みで働いている兄・やぶきの友人)
  • 花ノ木やぶき(茶子の兄。茶農園を継ぎながら、営業が立ち行かないため副業で物書きをしている)
  • 花ノ木ふたば(4歳。やぶきの娘。母は他界しており、やぶき・一心と同居している)
  • 根岸仁(茶子の幼馴染で、同じく実家が茶農園。距離感近すぎるイケメン)

『この恋、茶番につき!?』のネタバレ感想・レビュー

恋人のストーカー化によって、実家に帰って来たヒロイン・花ノ木茶子が、実家で住み込みで働いていた加佐志一心と偽装結婚して…

というストーリーですが、主人公2人が偽装結婚から段々と好きになっていくところがキュンキュンします。

茶子のポジティブな行動力や正直な性格に好感が持てて可愛いです。

また、一心さんも振り回されてるのも可愛い。

なんせ、一心さんは無愛想・不器用で、言葉にするのが苦手なうえ、主語が抜けてます。

茶子、頑張れ~!!って思いながらキュンキュンして読んじゃいます。

 

他のキャラクターもそれぞれ個性があって面白い!

隠れイケメンの茶子の兄・やぶき、やぶきの娘で茶子の姪っ子・ふたば、茶子の幼馴染の仁など。

幼稚園児達のゴッコ遊びには、リアリティがってクスっと笑ってしまいまし。

ちょいちょいギャグが入りならが、適度にシリアスだったり、ラブだったり、楽しくキュンキュンしながら読み進めます。

 

茶子の実家の両親のことや、一心の生い立ちと住み込みまでに至る経緯など、序盤ではほとんど描かれておらず、そのあたりのストーリー構成が秀逸だな、と感じました。

様々なキャラクターと出会ったり物語が進むにつれて、ヒロインの茶子と一緒に「そういうことだったのね…!」と分かる場面が非常に多いです。

そこの伏線の回収が、ストーリーの要所にあって、読んでいて全く飽きません。

ラブコメ・ギャグ・純愛・ストーリー、どれをとっても面白いと言える一作です!!

『この恋、茶番につき!?』の作品情報

作品名この恋、茶番につき!?
作者名山中梅鉢
出版社講談社
雑誌・レーベルBE・LOVE
ジャンルラブコメ 純愛 同居 ワケあり

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